2級学科202309問題24
問題24: 東京証券取引所の市場区分等
正解: 3
1. 不適切。スタンダード市場は、「公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場」である。
2. 不適切。プライム市場は、「多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場」である。
3. 適切。スタンダード市場の上場会社がプライム市場へ市場区分の変更をするためには、プライム市場の新規上場基準と同様の基準に基づく審査を受ける必要がある。
4. 不適切。東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所市場第一部に上場している全銘柄を対象として算出されていたが、東京証券取引所の市場区分見直しが実施された2022年4月4日以降も、新たな市場区分に関わらず全銘柄を対象として算出されている(が、流通株式時価総額 100億円未満の銘柄については段階的にウエイトを低減し、2025年1月最終営業日に除外するとしている)。
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