2級学科202405問題45
問題45: 都市計画区域および準都市計画区域内における建築基準法の規定
正解: 4
1. 不適切。敷地の前面道路の幅員が 12m未満である建築物の容積率は、原則として、「都市計画で定められた容積率」と「前面道路の幅員に一定の数値を乗じて得たもの」とのいずれか低い方が上限となる(建築基準法第52条第2項第1号)。
2. 不適切。建築基準法第42条第2項により道路境界線とみなされる線と道路との間の敷地部分(セットバック部分)は、建蔽率および容積率を算定する際の敷地面積に算入することができない(同第42条第2項)。
3. 不適切。建築物の地階でその天井が地盤面からの高さ 1m以下にあるものの住宅の用途に供する部分の床面積は、原則として、当該建築物の住宅の用途に供する部分の床面積の合計の 3分の1を限度として、建築物の容積率の算定の基礎となる延べ面積に算入されない(同第52条第3項)。
4. 適切。共同住宅の共用の廊下または階段の用に供する部分の床面積は、原則として、建築物の容積率の算定の基礎となる延べ面積に算入されない(同第52条第6項第2号)。
« 実質GDP | トップページ | 3級学科202309問45 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 3級学科202401問45(2025.01.19)
- 3級学科202401問44(2025.01.17)
コメント