2級学科202401問題55
問題55: 相続税の非課税財産
正解: 3
1. 不適切。被相続人の死亡により、相続人が被相続人に支給されるべきであった退職手当金の支給を受けた場合、当該退職手当金の支給が被相続人の死亡後 3年以内に確定したものであれば、相続人は、当該退職手当金について死亡退職金の非課税金額の規定の適用を受けることができる(相続税法第12条第1項第6号)。
2. 不適切。死亡保険金の非課税金額の規定による非課税限度額は、「500万円 × 法定相続人の数」の算式により計算した金額である(同第12条第1項第5号)。
3. 適切。契約者(= 保険料負担者)および被保険者を被相続人とする生命保険契約に基づき、相続の放棄をした者が受け取った死亡保険金については、死亡保険金の非課税金額の規定は適用されない(同第3条第1項第1号)。
4. 不適切。死亡保険金の非課税金額の規定による非課税限度額の計算上の相続人の数には、相続の放棄をした者も含まれる(同第15条第2項)。
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