2級学科202405問題20
問題20: 法人に対する生命保険等を活用した福利厚生に係るアドバイス
正解: 1
1. 不適切。団体信用生命保険とは、住宅ローンの債務者が死亡・高度障害状態になったとき、保険会社が未返済の債務残高(ローン残高)を保険金として債権者に支払う保険である。したがって、「従業員の死亡時に支給する弔慰金や死亡退職金の原資を準備したい」という顧客に対して、団体信用生命保険の活用をアドバイスしたのは、不適切である。
2. 適切。「休業補償規程に基づいて従業員に支給する休業の補償に係る給付の原資を準備したい」という顧客に対して、団体就業不能保障保険の活用をアドバイスしたのは、適切である。
3. 適切。養老保険とは、保険期間中に被保険者が死亡した場合は死亡保険金が支払われ、保険期間が満了した場合は満期保険金が支払われる保険である。したがって、「従業員の死亡時に支給する死亡退職金や定年退職時に支給する退職金の原資を準備したい」と考える顧客に対し、養老保険の活用をアドバイスしたのは、適切である。
4. 適切。「従業員の自助努力による資産形成を支援したい」という顧客に対して、勤労者財産形成貯蓄積立保険(一般財形)の活用をアドバイスしたのは、適切である。
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