2級学科202309問題5
問題5: 公的年金
正解: 4
1. 適切。国民年金の保険料納付済期間が 10年以上あり、厚生年金保険の被保険者期間を有する者は、原則として、65歳から老齢基礎年金および老齢厚生年金を受給することができる(国民年金法第26条、厚生年金保険法第42条)。
2. 適切。学生納付特例の承認を受けた期間に係る国民年金保険料のうち、追納することができる保険料は、追納に係る厚生労働大臣の承認を受けた日の属する月前 10年以内の期間に係るものに限られる(国民年金法第94条第1項)。
3. 適切。老齢厚生年金の繰上げ支給を請求する場合、老齢基礎年金の繰上げ支給の請求も同時に行わなければならない(厚生年金保険法附則第7条の3第2項)。
4. 不適切。加給年金額が加算される老齢厚生年金について繰下げ支給の申出をする場合でも、加給年金額については繰下げ支給による増額の対象とはならない(厚生年金保険法第44条の3)。
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