2級(AFP)実技202305問12
問12: 生命保険の保障内容
正解:
(ア) 29
(イ) 152
(ウ) 262
・馬場さんが、交通事故により事故当日から継続して 9日間入院し、その間に約款に定められた所定の手術(公的医療保険制度の給付対象、給付倍率 20倍)を受けたが死亡した場合、保険会社から支払われる給付金の合計は 29万円である。
災害入院給付金: 9万円 = 10,000円 × 9日
手術給付金: 20万円 = 10,000円 × 20倍
計: 29万円 = (20 + 9)万円
よって、(ア) は 29。
・馬場さんが急性心筋梗塞で継続して 31日間入院し、その間に約款所定の手術(公的医療保険制度の給付対象、給付倍率 10倍)と公的医療保険制度における先進医療に該当する治療(技術料 5万円)を受け、検査等のため退院後 3ヵ月間で 10日間通院して治癒した場合、保険会社から支払われる給付金の合計は 152万円である。なお、「5疾病で所定の入院をしたとき」、「公的医療保険制度における所定の先進医療を受けたとき」に該当するものとする。
疾病入院給付金: 31万円 = 10,000円 × 31日
手術給付金: 10万円 = 10,000円 × 10倍
第1回就業不能給付金: 100万円
通院給付金: 6万円 = 6,000円 × 10日
先進医療給付金: 5万円
計: 152万円 = (31 + 10 + 100 + 6 + 5)万円
よって、(イ) は 152。
・馬場さんが初めてがん(悪性新生物)と診断され、治療のため継続して 22日間入院し、その間に約款に定められた所定の手術(公的医療保険制度の給付対象、給付倍率 40倍)を受けた後に死亡した場合、保険会社から支払われる給付金の合計は 262万円である。なお、「5疾病で所定の入院をしたとき」、「初めて悪性新生物と診断確定されたとき」に該当するものとし、放射線治療は受けていないものとする。
疾病入院給付金: 22万円 = 10,000円 × 22日
手術給付金: 40万円 = 10,000円 × 40倍
第1回就業不能給付金: 100万円
診断給付金: 100万円
計: 262万円 = (22 + 40 + 100 + 100)万円
よって、(ウ) は 262。
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