2級(AFP)実技202301問14
問14: 第三分野の保険
正解:
(ア) ×
(イ) 〇
(ウ) ×
(エ) 〇
(ア) 不適切。特定疾病保障保険とは、特定疾病保険金、死亡保険金、高度障害保険金のいずれかが支払われると契約が終了する保険である。したがって、浩二さんが、初めてがん(悪性新生物)と診断され、特定疾病保障保険Aから特定疾病保険金が支払われた場合、特定疾病保障保険Aの契約は終了となる。
(イ) 適切。リビングニーズ特約とは、被保険者の余命が 6ヵ月以内と診断された場合、所定の範囲内で死亡保険金の一部または全部を請求することができる特約であるが、特定疾病保障保険Aにリビングニーズ特約を中途付加する場合、特約保険料は必要ない。
(ウ) 不適切。自動振替貸付とは払込猶予期間を経過しても保険料の払込みがない場合に、解約返戻金の範囲内で保険会社が自動的に保険料を貸付する制度である。したがって、浩二さんが保険料の払込みが困難になった場合、無解約返戻金型である介護保障定期保険Bは自動振替貸付により保険契約を継続することはできない。
(エ) 適切。浩二さんが公的介護保険制度の要介護3に該当し、常時寝たきり状態で入浴が自分ではできない状態が 180日以上継続した場合、当該約款に掲げる公的介護保険制度に定める要介護2以上の状態に該当することから、介護保障保険Bから介護保険金を受け取ることができる。
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