問11: 生命保険の保障内容
正解:
(ア) 1,506
(イ) 300
(ウ) 390
・2023年3月に、荒木さんが交通事故で死亡(入院・手術なし)した場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は 1,506万円である。なお、死亡時の利率変動型積立保険の積立金額は 4万円とする。
利率変動型積立保険: 6万円 = 災害死亡給付金: (積立金額: 4万円 × 1.5倍)
長期生活保障保険: 1,200万円 = 死亡・高度障害年金: (120万円 × 10年間)
普通定期保険: 300万円 = 死亡・高度障害保険金: 300万円
計: 1,506万円 = (6 + 1,200 + 300)万円
よって、(ア) は 1,506。
・2023年5月に、荒木さんが余命 6ヵ月以内と判断された場合、リビング・ニーズ特約の請求において指定できる最大金額は 300万円である。なお、利率変動型積立保険と長期生活保障保険のリビング・ニーズ特約の請求はしないものとし、指定保険金額に対する 6ヵ月分の利息と保険料相当額は考慮しないものとする。
リビング・ニーズ特約: 300万円 = 特約保険金: 300万円(普通定期保険の死亡・高度障害保険金と同額)
よって、(イ) は 300。
・2023年 6月に、荒木さんが初めてがん(悪性新生物)と診断され、治療のため 20日間入院し、その間に約款所定の手術を 1回受けた場合、保険会社から支払われる保険金・給付金の合計は 390万円である。なお、上記内容は、がんに対する所定の手術、所定の生活習慣病、7大疾病で所定の診断に該当するものとする。
医療保険: 60万円 = 入院給付金: (日額: 10,000円 × 20日) + 手術給付金: (入院中に所定の手術のとき: 20万円 + がん・脳・心臓に対する所定の手術のとき: 20万円)
入院サポート特約: 10万円 = 入院準備費用給付金: 10万円
生活習慣病保険: 20万円 = 生活習慣病入院給付金: 日額: 10,000円 × 20日
7大疾病一時金特約: 300万円 = 7大疾病一時金: 300万円
計: 390万円 = (60 + 10 + 20 + 300)万円
よって、(ウ) は 390。
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