2級(AFP)実技202301問7
問7: 登記事項証明書
正解:
(ア) ×
(イ) ×
(ウ) ×
(エ) ×
(ア) 不適切。権利部は、甲区及び乙区に区分し、甲区には所有権に関する登記の登記事項を記録するものとし、乙区には所有権以外の権利に関する登記の登記事項を記録するものとする(不動産登記規則第4条第4項)。したがって、所有権保存など所有権に関する事項が記載されている欄(A)は、権利部の甲区である。
(イ) 不適切。この物件には株式会社HZ銀行の抵当権が設定されているが、別途、ほかの金融機関が抵当権を設定することも可能である(抵当権は同一物件に重ねて設定することができる)。
(ウ) 不適切。三上順二さんが株式会社HZ銀行への債務を完済しても、当該抵当権の登記は自動的に抹消されるわけではない。三上順二さんは、HZ銀行の抵当権抹消登記をする必要がある。
(エ) 不適切。登記事項証明書は、だれでも手数料を納付して交付を受けることができる(不動産登記法第119条)。したがって、本物件の登記事項証明書は、現在の所有者である三上順二さんでなくとも、交付の請求をすることができる。
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