2級学科202209問題16
問題16: 契約者を法人とする生命保険の保険料の経理処理
正解: 4
1. 適切。被保険者が役員、死亡保険金受取人が法人である終身保険の支払保険料は、その全額を資産に計上する。
2. 適切。被保険者が役員・従業員全員、死亡保険金受取人および満期保険金受取人が法人である養老保険の支払保険料は、その全額を資産に計上する。
3. 適切。被保険者が役員、死亡保険金受取人が法人で、最高解約返戻率が 75%である定期保険(保険期間: 40年、年払保険料: 100万円)の支払保険料は、保険期間の前半 4割相当期間においては、その 60%相当額を資産に計上し、残額を損金の額に算入することができる。
4. 不適切。被保険者が役員、保険金受取人が法人である解約返戻金のない終身払いのがん保険(保険期間: 終身、年払保険料: 80万円)の支払保険料は、その全額を損金の額に算入することができる。
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