2級(AFP)実技202209問9
問9: 不動産にかかる税金
正解:
(ア) 4
(イ) 2
(ウ) 7
浅見さん :「土地や家屋を保有している間は、毎年固定資産税がかかります。また、その住宅が市街化区域内にある場合には、都市計画税もかかります。どちらも固定資産課税台帳登録価格、いわゆる固定資産税評価額に対して、特例が適用される場合は適用し、課税標準を計算します。」
飯田さん:「私が購入を検討している住宅に適用できる特例には、どのようなものがありますか。」
浅見さん :「一戸当たり 200平米以下の小規模住宅用地については、課税標準額を、固定資産税では固定資産税評価額の 6分の1、都市計画税では固定資産税評価額の 3分の1とする特例が適用できます(同第349条の3の2第2項、同第702条の3第2項)。」
よって、(ア) は 4. 6分の1、(イ) は 2. 3分の1。
飯田さん:「それぞれ税率はどれぐらいですか。」
浅見さん :「固定資産税の税率は、課税標準額に対して 1.4%を標準としますが、市町村(東京23区内は都)の条例で異なる税率にすることができ、標準税率を超えることもできます(同第350条第1項)。」
よって、(ウ) は 7. 1.4%。
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