1級実技202209問7
問7: 相続税の延納
正解:
(ア) ×
(イ) 〇
(ウ) ×
(エ) ×
(ア) 不適切。延納の許可限度額については、相続または遺贈により取得した現金、預貯金等の財産に限らず、延納申請者自身の現金、預貯金等、収入および生活費の状況等も考慮する。
(イ) 適切。延納の担保として提供できる財産は、延納申請者が相続または遺贈により取得した財産に限らず、担保として不適格なものでなければ、延納申請者の固有財産も担保として提供することができる。
(ウ) 不適切。延納申請者は、延納税額が 100万円を超え、かつ、その延納期間が 3年を超える場合、延納申請期限までに、延納税額に応じた担保を提供しなければならない(相続税法第38条第4項)。
(エ) 不適切。延納の許可を受けた相続税額について、延納条件の履行が困難となった場合、所定の要件を満たせば、延納から物納への変更が認められる(同第48条の2第1項)。
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