2級学科202209問題20
問題20: 損害保険を活用した家庭のリスク管理
正解: 3
1. 適切。一般条件の車両保険では、他の自動車との接触事故による損害だけでなく、単独事故による損害も補償の対象となる。したがって、自動車の運転中に誤って単独事故を起こして車両が破損するリスクに備えて、自動車保険の一般条件の車両保険を契約したのは、適切である。
2. 適切。地震保険とは、地震・噴火・津波による火災・損壊・埋没・流失に備える保険である。したがって、海岸近くに自宅を新築したので、地震による津波で自宅が損壊するリスクに備えて、火災保険に地震保険を付帯して契約したのは、適切である。
3. 不適切。個人賠償責任補償特約とは、他人の身体または財物に損害を与えた場合に生ずる法律上の賠償責任を負担する特約であるが、自動車事故により生じた賠償責任は免責となっている。したがって、同居の子が原動機付自転車で通学中に、他人に接触してケガをさせて法律上の損害賠償責任を負うリスクに備えて、火災保険加入時に個人賠償責任補償特約を付帯したのは、不適切である。
4. 適切。所得補償保険は、病気やケガにより就業不能になった場合に被保険者が喪失する所得を補償する保険である。したがって、所定の病気やケガにより会社の業務にまったく従事することができなくなるリスクに備えて、所得補償保険を契約したのは、適切である。
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