2級学科202205問題49
問題49: 不動産の有効活用の手法の一般的な特徴
正解: 3
1. 適切。事業受託方式は、土地の有効活用の企画、建設会社の選定や当該土地上に建設された建物の管理・運営等をデベロッパーに任せ、建設資金の調達や返済は土地所有者が行う方式である。
2. 適切。等価交換方式は、土地所有者とデベロッパーの共同事業として、土地所有者が土地を出資し、デベロッパーが建設資金を出資して建物を建て、それぞれの出資比率に応じて土地や建物を取得する方式である。
3. 不適切。建設協力金方式では、土地所有者が土地の上に建物を建てる際に、建物を借り受ける予定のテナント等から貸与された保証金や建設協力金を建設資金の全部または一部に充当するため、当該建物の所有名義は土地所有者となる。
4. 適切。定期借地権方式では、土地所有者は土地を一定期間貸し付けることにより地代収入を得ることができ、当該土地上に建設される建物の建設資金を負担する必要がない。
« 3級学科202201問60 | トップページ | 3級学科の出題傾向(202201) »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級学科202409問題38(2024.12.10)
コメント