2級(AFP)実技202205問9
問9: 公的な土地評価
正解: 1
公示価格は、国土交通省が所管する。公示価格は、毎年 1月1日を価格判定の基準日として 3月下旬頃に発表されるもので、一般の土地取引の指標となる。
よって、(ア) は 国土交通省。
固定資産税評価額は、市町村(東京23区は東京都)が所管する。固定資産税評価額は、基準年度の前年の 1月1日を価格判定の基準日として、3年に 1度評価替えが行われ、固定資産税等の課税標準の基礎となる。当該評価額は前年の公示価格の70%程度の水準になる。
よって、(イ) は 70%。
相続税路線価は、国税庁が所管する。相続税路線価は、毎年 1月1日を価格判定の基準日として 7月上旬頃に発表されるもので、相続税・贈与税の財産評価の基礎となる。当該路線価は、公示価格の 80%程度の水準になる。
よって、(ウ) は 贈与税。
以上、空欄 (ア) ~ (ウ) にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものは 1 となる。
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