2級(AFP)実技202201問14
問14: 火災保険の補償内容
正解:
(ア) ○
(イ) ×
(ウ) ×
(エ) ○
(ア) 適切。この火災保険契約には「風災、ひょう災、雪災」の補償が付帯されていない。したがって、台風による強風で看板が飛来し、野村さんの住宅建物が損害を被った場合、補償の対象にならない。
(イ) 不適切。野村さんの住宅に空き巣が侵入し、時価 25万円の骨董品が盗まれた場合、補償の対象となる(ただし、1個または1組の価額が30万円を超えるものは明記物件としなければ補償の対象とはならない)。
(ウ) 不適切。豪雨による床上浸水で野村さんの住宅建物が保険価額の 20%の損害を被った場合、「床上浸水で保険価額の 15%以上 30%未満の損害の場合」に該当し、140万円(= 保険金額: 1,400万円 × 10%)の保険金を受け取ることができる。
(エ) 適切。野村さんの住宅建物が地震による火災で延床面積の 60%の床面積を焼失した場合、「焼失もしくは流失した部分の床面積が、その建物の延床面積の 50%以上 70%未満となった場合」に該当するので、地震保険の損害の程度は「大半損」に該当する。
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