2級(AFP)実技202201問13
問13: 第三分野の保険の保障内容
正解:
(ア) 〇
(イ) ×
(ウ) 〇
(エ) 〇
(ア) 適切。特定疾病保障保険とは、特定(三大)疾病保障保険金、死亡保険金、高度障害保険金のいずれかが支払われると契約が終了する保険である。したがって、邦治さんが、がん(悪性新生物)と診断され、特定疾病保障保険Aから特定疾病保険金が支払われた場合、特定疾病保障保険Aの契約は終了となる。
(イ) 不適切。介護保障保険Bには、リビングニーズ特約が付加されている。このリビングニーズ特約とは、被保険者の余命が 6ヵ月以内と診断された場合、所定の範囲内で死亡保険金の一部または全部を請求することができる特約である。したがって、邦治さんが、疾病により余命 6ヵ月以内と診断された場合、介護保障保険Bから死亡保険金の一部または全部を受け取ることができる。
(ウ) 適切。介護保障保険Bの介護保険金の支払事由には、公的介護保険制度に定める要介護2以上の状態に該当したときが含まれている。したがって、邦治さんが、公的介護保険制度の要介護3に認定された場合、介護保障保険Bから介護保険金を受け取ることができる。
(エ) 適切。邦治さんが、常時寝たきり状態で、ベッド周辺の歩行、入浴および大小便の排泄後の拭き取り始末が自分ではできなくなり、他人の介護を要する状態が 180日以上継続した場合、当該約款に掲げる要介護状態に該当するので、介護保障保険Bから介護保険金を受け取ることができる。
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