2級学科202201問題32
問題32: 所得税における各種所得
正解: 2
1. 不適切。退職一時金を受け取った退職者が、「退職所得の受給に関する申告書」を提出している場合、所得税額および復興特別所得税として、退職所得の金額に応じた所得税等の額が源泉徴収される(所得税法第199条、同201条)。
2. 適切。個人事業主が事業資金で購入した株式について、配当金を受け取ったことによる所得は、配当所得となる(同第24条第1項)。
3. 不適切。不動産の貸付けを事業的規模で行ったことにより生じた賃貸収入による所得は、(その事業が事業的規模で行われているか否かにかかわらず、)不動産所得となる(同第26条第1項)。
4. 不適切。会社員が勤務先から無利息で金銭を借りたことにより生じた経済的利益は、給与所得となる(所得税基本通達36-28)。
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