2級学科202201問題41
問題41: 不動産の登記や調査
正解: 2
1. 適切。抵当権の設定を目的とする登記では、債権額や抵当権者の氏名または名称は、不動産の登記記録の権利部乙区に記載される(不動産登記規則第4条第4項)。
2. 不適切。不動産の登記記録は、不動産の所在地を管轄する登記所に備えられている(不動産登記法第6条第1項)。
3. 適切。区分建物を除く建物に係る登記記録において、床面積は、壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積(壁芯面積)により記録される(不動産登記規則第115条)。
4. 適切。同一の不動産について二重に売買契約が締結された場合、譲受人相互間においては、売買契約の締結の先後にかかわらず、原則として、所有権移転登記を先にした者が、他方に対して当該不動産の所有権の取得を対抗することができる(民法第177条)。
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