2級学科202109問題54
問題54: 相続税の課税財産
正解: 3
1. 適切。被相続人がその相続開始時に有していた事業上の売掛金は、相続税の課税対象となる(相続税法基本通達11の2-1)。
2. 適切。被相続人に支給されるべきであった退職手当金で、被相続人の死亡後 3年以内に支給が確定したものは、相続税の課税対象となる(相続税法第3条第1項第2号)。
3. 不適切。相続または遺贈により財産を取得しなかった者については、被相続人である特定贈与者から相続時精算課税の適用を受ける贈与により取得した財産を、相続または遺贈により財産を取得したものとみなして、相続税の課税価格を計算する(同第21条の16第1項)。
4. 適切。相続または遺贈により財産を取得した者が、相続開始前 3年以内に被相続人から暦年課税の適用を受けて贈与により取得した財産は、原則として相続税の課税対象となる(同第19条第1項)。
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