2級(AFP)実技202201問7
問7: 耐火建築物を建てる場合の建築面積の最高限度と延べ面積の最高限度
正解: 1
建ぺい率の限度が 10分の8とされている以外で、かつ、防火地域内にある耐火建築物は、建蔽率の緩和措置として都市計画で定められた建ぺい率に 1/10 が加算される(建築基準法第53条第3項第1号)。
建蔽率: 7/10 = 6/10 + 1/10
敷地面積: 270平米
建築面積の最高限度 (ア): 189平米 = 270平米 × 7/10
前面道路の幅員が 12m未満の場合の建築物の容積率は、前面道路の幅員により定まる容積率と、都市計画で定められた容積率との、いずれか制限の厳しい方が適用される(同第52条第1項)。
指定容積率: 20/10
前面道路の幅員に法定乗数を乗じた率: 16/10 = 4m × 4/10
20/10 > 16/10
∴ 容積率: 16/10
延べ面積の最高限度 (イ): 432平米 = 270平米 × 16/10
よって、以上の組み合わせを満たす選択肢は 1 となる。
« 2級学科202201問題56 | トップページ | 3級学科202109問55 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
コメント