2級(AFP)実技202109問8
問8: 登記事項証明書
正解:
(ア) 〇
(イ) 〇
(ウ) 〇
(エ) ×
(ア) 適切。権利部は、甲区及び乙区に区分し、甲区には所有権に関する登記の登記事項を記録するものとし、乙区には所有権以外の権利に関する登記の登記事項を記録するものとする(不動産登記規則第4条第4項)。したがって、所有権保存など所有権に関する事項が記載されている欄(A)は、権利部の甲区である。
(イ) 適切。上記<資料>を確認する限り、本物件には現在、抵当権の設定はないことが分かる(下線のあるものは抹消事項)。
(ウ) 適切。平成9年5月8日にRM銀行の抵当権設定登記が行われ、RM銀行の抵当権設定当初の債権額は 3,000万円であることが分かる。
(エ) 不適切。登記事項証明書は、だれでも手数料を納付して交付を受けることができる(不動産登記法第119条)。したがって、本物件の登記事項証明書は、現在の所有者である有馬純一さんでなくとも、交付の請求をすることができる。
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