2級学科202109問題16
問題16: 任意加入の自動車保険の一般的な商品性
正解: 3
1. 不適切。自動車事故によって他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合、自賠責保険で支払われる限度額を超える損害賠償額が、対人賠償保険の補償の対象となる。したがって、被保険者が被保険自動車を運転中に、ハンドル操作を誤って路上にいる自分の子にケガを負わせた場合、対人賠償保険の補償の対象とはならない。
2. 不適切。被保険者が被保険自動車を運転中に、交差点で接触事故を起こしてケガを負った場合、自己の過失部分を含めた損害が、人身傷害(補償)保険の補償の対象となる。
3. 適切。衝突、火災、自然災害(地震・噴火・津波を除く)、盗難等の偶然の事故によって受けた被保険自動車の損害が、一般車両保険の補償の対象となる。したがって、海岸沿いの駐車場に止めていた被保険自動車が、高潮により損害を被った場合、一般車両保険の補償の対象となる。
4. 不適切。自動車保険に運転者本人・配偶者限定特約を付帯した場合、被保険者の配偶者が運転している間に起こした事故により被った損害は、当該配偶者が被保険者と同居しているか否かを問わず補償の対象となる。
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