2級学科202105問題7
問題7: 公的年金の老齢給付
正解: 3
1. 不適切。国民年金の保険料免除期間は、老齢基礎年金の受給資格期間(10年)に算入される(国民年金法第26条)。
2. 不適切。老齢厚生年金の受給権者が老齢厚生年金の繰下げ支給の申出をする場合、老齢基礎年金の繰下げ支給の申出を同時に行う必要はない(厚生年金保険法第44条の3第1項)。
3. 適切。65歳以上の厚生年金保険の被保険者に支給される老齢厚生年金は、在職老齢年金の仕組みにより、当該被保険者の総報酬月額相当額と基本月額の合計額が 47万円(2020年度価額)を超える場合、経過的加算部分等を除いた年金額の全部または一部が支給停止となる(同第46条第3項)。
4. 不適切。老齢厚生年金の加給年金額対象者である配偶者が、厚生年金保険の被保険者期間が 20年以上である特別支給の老齢厚生年金の受給権を取得したときは、当該配偶者に係る加給年金額は支給停止となる(同第6項)。
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