2級学科202101問題15
問題15: 被保険者を役員とする生命保険に係る保険料等の経理処理
正解: 4
1. 適切。法人が受け取った医療保険の入院給付金は、その全額を益金の額に算入する。
2. 適切。死亡保険金受取人が法人である終身保険の支払保険料は、その全額を資産に計上する。
3. 適切。給付金受取人が法人で、解約返戻金相当額のない短期払いの医療保険の支払保険料は、その事業年度に支払った保険料の額が被保険者 1人当たり 30万円以下の場合、その支払った日の属する事業年度の損金の額に算入することができる(法人税基本通達9-3-5)。
4. 不適切。死亡保険金受取人が法人で、最高解約返戻率が 65%である定期保険(保険期間 20年)の支払保険料は、保険期間の前半 4割相当期間においては、その 40%相当額を資産に計上し、残額を損金の額に算入することができる(法人税基本通達9-3-5の2)。
« 3級(協会)実技202105問18 | トップページ | 2級(AFP)実技202105問39 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級(AFP)実技202501問18(2025.02.09)
- 3級学科202405問45(2025.02.17)
コメント