1級学科202009問10
問10: 個人年金保険の一般的な商品性
正解: 2
1) 適切。個人年金保険(終身年金)の保険料を被保険者の性別で比較した場合、被保険者の年齢や基本年金額等の他の契約内容が同一であるとすると、被保険者が男性よりも女性のほうが保険料は高くなる。
2) 不適切。個人年金保険(10年確定年金)の年金支払期間中に被保険者が死亡した場合、相続人等が残りの支払期間に対応する年金または一時金を受け取ることができる。
3) 適切。個人年金保険料税制適格特約を付加するためには、個人年金保険契約の保険料払込期間が 10年以上でなければならない(所得税法第76条第8項第2号、同第9項)。したがって、一時払個人年金保険は、契約者、被保険者および年金受取人の関係、年金支払期間の長短などにかかわらず、個人年金保険料税制適格特約を付加することはできない。
4) 適切。保険会社等が変額個人年金保険の契約締結をしようとするときは、原則として、あらかじめ、顧客に対し、損失が生じるおそれがあることなどを記載した書面を交付するほか、当該契約の内容その他保険契約者等に参考となるべき情報の提供を行わなければならない(保険業法第300条の2)。
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