2級(AFP)実技202009問2
問2: 消費者契約法
正解:
(ア) ×
(イ) ○
(ウ) ×
(エ) ○
(ア) 不適切。保護の範囲は、個人(事業としてまたは事業のために契約の当事者となる場合におけるものを除く)とされており、法人は対象外とされている(消費者契約法第2条第1項)。
(イ) 適切。事業者が、将来の受取額が不確実な商品について、「確実に儲かる」と断言し、消費者がそれを信じて結んだ契約は、取り消すことができる(同第4条第1項第2号)。
(ウ) 不適切。消費者契約の申込み等に係る取消権は、消費者が追認をすることができる時から 1年間行わないとき、または契約締結の時から 5年を経過したときは、時効によって消滅すると定められている(同第7条第1項)。
(エ) 適切。事業者が消費者に重要事項について事実と異なることを告げ、消費者がそれを事実と信じて結んだ契約は、取り消すことができる(同第4条第1項第1号)。
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