2級(AFP)実技202009問4
問4: 株式の取引
正解: 4
1. 適切。安西さんはKR株式会社の株式を株式累積投資制度で購入しているが、このような単元未満株のみを保有する株主については、議決権の行使は認められない。したがって、安西さんは、2020年に開催される定時株主総会の議決権を持たない。
2. 適切。安西さんの平均購入単価は、加瀬さんの平均購入単価よりも低くなっている。
安西さんの平均購入単価: 2,460.245629円
= 購入金額合計: (10,000 + 10,000 + 10,000 + 10,000 + 10,000)円 / 購入株数合計: (4.424779 + 3.759398 + 3.378378 + 3.906250 + 4.854369)株
加瀬さんの平均購入単価: 2,500円
= 購入金額合計: (9,040 + 10,640 + 11,840 + 10,240 + 8,240)円 / 購入株数合計: (4 + 4 + 4 + 4 + 4)株
安西さんの平均購入単価: 2,460.245629円 < 加瀬さんの平均購入単価: 2,500円
3. 適切。単元未満株のみを保有する株主であっても、利益配当請求権は認められる。したがって、加瀬さんは、2020年3月期の期末株主配当金として、320円(= 80円 × 4株)(税引前)を受け取ることができる。
4. 不適切。加瀬さんは、保有株式数が単元株数未満であっても売却できる。
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