2級(AFP)実技202001問14
問14: 火災保険および地震保険
正解:
(ア) ×
(イ) ×
(ウ) *
(エ) ○
(ア) 不適切。再調達価額とは、同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額のことである。
(イ) 不適切。住宅内に保管していた時価25万円のダイヤモンドの指輪が盗難にあった場合、補償の対象となる(ただし、1個または1組の価額が30万円を超える場合は明記物件としなければ補償の対象とはならない)。
(ウ) 問題不備(問題文には、「契約の目的である建物(時価500万円)が地震により大半損となった場合、地震保険から 255万円の保険金が支払われる。」とあるが、全損・大半損・小半損・一部損の 4つの区分に細分化されたのは、契約の始期日が 2017年1月1日以降となる契約からである。これに対し、当該契約においては、2015年2月1日が契約の始期日となっており、改定前の全損・半損・一部損の 3つの区分が適用される。したがって、模範解答としては、不適切とすべきところであったが、当初の模範解答において、適切との発表がなされたことから、後に問題不備として全員加点の措置がなされたものである)。
(エ) 適切。この契約に付帯されている個人賠償責任特約とは、他人の身体または財物に損害を与えた場合に生ずる法律上の賠償責任を負担する特約である。したがって、馬場さんがベランダから誤って物を落とし、歩道を通行中の他人にケガを負わせた場合の損害賠償責任について、補償の対象となる。
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