2級学科202001問題30
問題30: 金融商品の取引に係る各種法令
正解: 2
1. 適切。金融商品販売法では、金融商品販売業者等が顧客への重要事項の説明義務に違反した場合の損害賠償責任については、当該顧客に対して無過失責任を負うこととされている(金融商品の販売等に関する法律第5条)。
2. 不適切。金融商品取引法では、金融商品取引契約を締結しようとする金融商品取引業者等は、あらかじめ顧客に契約締結前交付書面を交付しなければならないとされている(金融商品取引法第37条の3)。
3. 適切。消費者契約法では、事業者の一定の行為により消費者が誤認または困惑した場合、消費者は、消費者契約の申込みまたは承諾の意思表示を取り消すことができるとされている(消費者契約法第4条)。
4. 適切。犯罪収益移転防止法では、金融機関等の特定事業者が顧客と特定業務に係る取引を行った場合、特定事業者は、原則として、直ちに当該取引に関する記録を作成し、当該取引の行われた日から 7年間保存しなければならないとされている(犯罪による収益の移転防止に関する法律第7条第3項)。
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