2級学科201909問題18
問題18: 損害保険契約の経理処理
正解: 3
1. 適切。すべての従業員を被保険者とする普通傷害保険を契約する場合、保険料は全額を損金の額に算入する。
2. 適切。積立火災保険の満期返戻金を法人が受け取った場合、受け取った全額を益金の額に算入し、それまで資産計上していた積立保険料の累計額を損金の額に算入する。
3. 不適切。法人が所有する自動車で従業員が業務中に起こした対人事故により、その相手方に保険会社から自動車保険の対人賠償保険金が直接支払われた場合、法人は死亡保険金に関して経理処理をする必要はない。
4. 適切。法人が所有する建物が火災で焼失し、受け取った火災保険の保険金で同一事業年度に代替の建物を取得した場合、所定の要件に基づき圧縮記帳が認められる(法人税法第47条第1項)。
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