2級学科201905問題55
問題55: 相続税の課税財産
正解: 4
1. 適切。相続または遺贈により財産を取得した者が、相続開始前 3年以内に被相続人から暦年課税による贈与により取得した財産は、原則として相続税の課税対象となる(相続税法第19条第1項)。
2. 適切。被相続人に対して支給されることが確定していた退職金で、相続開始時において被相続人に支給されていなかったものは、相続税の課税対象となる(相続税法第3条第1項第2号)。
3. 適切。被相続人が相続開始時に有していた事業上の貸付金である債権は、相続税の課税対象となる(相続税法基本通達11の2-1)。
4. 不適切。被相続人が交通事故により死亡し、加害者が加入していた自動車保険契約に基づき、相続人が受け取った対人賠償保険の保険金は、相続税の課税対象とはならない(所得税法第9条)。
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