2級学科201905問題6
問題6: 公的年金の老齢給付
正解: 2
1. 不適切。老齢基礎年金を受給するためには、受給資格期間が 10年以上あることが必要である(国民年金法第26条)。
2. 適切。厚生年金保険の被保険者に支給される特別支給の老齢厚生年金は、在職老齢年金の仕組みにより、その受給権者の総報酬月額相当額と基本月額との合計が 28万円(2018年度価額)を超えた場合、年金額の全部または一部が支給停止となる(厚生年金保険法附則第11条)。
3. 不適切。老齢厚生年金に加給年金額が加算されるためには、その受給権者に、所定の要件を満たす配偶者または子があり、厚生年金保険の被保険者期間が原則として 20年以上あることが必要である(厚生年金保険法第44条第1項)。
4. 不適切。老齢厚生年金の受給権者は、原則として 66歳到達以降に老齢厚生年金の繰下げ支給の申出ができるが、当該申出は、老齢基礎年金の繰下げ支給の申出と同時に行う必要はない(厚生年金保険法第44条の3第1項)。
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