2級(AFP)実技201905問39
問39: 老齢年金の支給の繰下げ
正解:
(ア) ○
(イ) ○
(ウ) ×
(エ) ×
(ア) 正しい。老齢基礎年金と老齢厚生年金の支給の繰下げは、その両方について同時に申出をするほか、どちらか一方のみの申出をすることもできる(国民年金法施行規則第16条第4項)。
(イ) 正しい。老齢基礎年金の支給の繰下げの申出をしたときは、老齢基礎年金と併せて支給される付加年金も老齢基礎年金と同様に増額される(国民年金法第46条第2項)。
(ウ) 誤り。65歳到達時に老齢基礎年金の受給権を有する者が、支給の繰下げを希望する場合、その申出は66歳到達日以降に行うことができる(国民年金法第28条第2項)。
(エ) 誤り。昭和16年4月2日以降生まれの者の場合、繰下げ 1ヵ月につき 0.7%増額された年金が生涯にわたって支給される(国民年金法施行令第4条の5)。したがって、老齢基礎年金の支給開始年齢を繰り下げて受給する場合、支給の繰下げによる年金の増額率は最大42%(= 繰下げ受給増額率: 0.7% × 5年 × 12ヵ月)となる。
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