問2: ファイナンシャル・プランニング・プロセスのステップ順序
正解: ア
ファイナンシャル・プランニング・プロセスのステップ順序は、下記のとおり。
ステップ1 / 顧客との関係確立とその明確化
ステップ2 / 顧客データの収集と目標の明確化
ステップ3 / 顧客のファイナンス状態の分析と評価
ステップ4 / プランの検討・作成と提示
ステップ5 / プランの実行援助
ステップ6 / プランの定期的見直し
設例の (ア) ~ (カ) の行為は、それぞれ、上記のどのステップにあたるのかを考えてみる。
(ア) 顧客の目標達成のために必要なプランを作成し、提案書を提示する。
これは、「ステップ4 / プランの検討・作成と提示」にあたると考えられる。
(イ) 面談等の実施により、顧客に関する資産等の情報のほか、顧客の考える目標や希望等の情報を収集する。
これは、「ステップ2 / 顧客データの収集と目標の明確化」にあたると考えられる。
(ウ) 作成したプランに従い、提案した金融商品の購入等の実行を支援する。
これは、「ステップ5 / プランの実行援助」にあたると考えられる。
(エ) 顧客の環境の変化や制度改正の際には、必要に応じてプランの見直しを行う。
これは、「ステップ6 / プランの定期的見直し」にあたると考えられる。
(オ) 顧客に対し、提供するサービスの内容や報酬体系等を説明し、了解を得る。
これは、「ステップ1 / 顧客との関係確立とその明確化」にあたると考えられる。
(カ) 顧客から収集した情報を基に、キャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測等を行う。
これは、「ステップ3 / 顧客のファイナンス状態の分析と評価」にあたると考えられる。
(ア) ~ (カ) を作業順に並べ替えると、以下のとおりとなる。
(オ) → (イ) → (カ) → (ア) → (ウ) → (エ)
よって、(ア) ~ (カ) を作業順に並べ替えたとき、その中で 4番目(ステップ4)となるものとして、最も適切なものは (ア) と考えられる。
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