2級学科201901問題1
問題1: ファイナンシャル・プランナーの顧客に対する行為
正解: 3
1. 適切。FPのAさんが、顧客から外貨定期預金の運用に関する相談を受け、為替レートが変動した場合のリスクについて説明したことは、金融商品の価値等の分析に基づく投資判断の助言には該当しないので、投資助言・代理業の登録を要せず、金融商品取引法に抵触しない。
2. 適切。FPのBさんが、顧客から上場投資信託(ETF)に関する相談を受け、商品の概要を説明したうえで、元本保証がないことを説明したことは、金融商品の価値等の分析に基づく投資判断の助言には該当しないので、投資助言・代理業の登録を要せず、金融商品取引法に抵触しない。
3. 不適切。FPのCさんが、賃貸アパートの建設に関する相談を受け、顧客から預かったデベロッパーの事業計画書を、顧客の同意を得ることなく、紹介予定の銀行の担当者に融資の検討資料として渡したことは、個人情報保護法に抵触する。
4. 適切。FPのDさんが、顧客から公正証書遺言の作成時の証人になることを要請され、証人としての欠格事由に該当しないことを確認したうえで、適正な対価を受けて証人になったことは、民法に抵触しない。
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