2級学科201901問題9
問題9: 住宅ローンの借換えをした場合の総返済額
正解: 3
ここでは、「< 係数 > 期間10年の各種係数」が与えられているが、「資本回収係数」とは現在額から年金額を求める係数であり、元利均等のローンにおいて毎年の返済額を求めることにも利用されている。また、「減債基金係数」とは、将来額から毎年の積立額を求める係数である。
現在返済中の住宅ローンの年間返済額は「1,000万円 × 期間10年・2%の資本回収係数: 0.1113」で求められ、借換え予定の住宅ローンの年間返済額は「1,000万円 × 期間10年・1%の資本回収係数: 0.1056」で求められる。
よって、(ア) は 0.1113、(イ) は 0.1056。
【Aさんが現在返済中の住宅ローン】の総返済額: 1,113万円
= 1,000万円 × 0.1113 × 借入期間: 10年
【Aさんが借換えを予定している住宅ローン】の総返済額(借換え費用を含む): 1,076万円
= 1,000万円 × 0.1056 × 借入期間: 10年 + 借換え費用: 20万円
従って、住宅ローンの借換えをした場合の総返済額(借換え費用を含む)は、完済までに 37万円(= 1,113万円 - 1,076万円)減少する。
よって、(ウ) は 37万円減少する。
以上、空欄(ア) ~(ウ) にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、最も適切なものは 3 となる。
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