2級(AFP)実技201901問19
問19: 相続の放棄をした者に係る相続税の取扱い
正解: 2
1. 適切。相続を放棄した者が、現実に負担した被相続人の葬式費用については、遺産総額から控除することができる(相続税法基本通達13-1)。
2. 不適切。相続を放棄した者が、遺贈により生命保険金等を取得したものとみなされる場合には、生命保険金等の非課税の規定の適用を受けることができない(相続税法基本通達12-8)。
3. 適切。相続税の基礎控除額の計算における法定相続人の数は、相続の放棄をした者がいても、その放棄がなかったものとした場合の相続人の数である(相続税法第15条第2項)。
4. 適切。配偶者が相続を放棄した場合でも、その配偶者が遺贈により財産を取得したときには、配偶者の税額軽減の規定の適用を受けることができる(相続税法基本通達19-2-3)。
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