2級(AFP)実技201809問18
問18: 相続開始後の手続き等
正解:
(ア) 1
(イ) 5
(ウ) 3
(エ) 2
吉田さん: 「相続人は、相続するかどうかの意思決定を、いつまでにする必要がありますか。」
西山さん: 「相続人は、相続の開始があったことを知った時から原則として 3ヵ月以内に、単純承認、限定承認、相続放棄のうちいずれかを選ぶことができます。その期間内に限定承認も相続放棄もしない場合は、単純承認したものとみなされます(民法第915条第1項、同第921条第1項第2号)。」
よって、(ア) は 1。
吉田さん: 「限定承認や相続放棄をする場合はどうするのですか。」
西山さん: 「家庭裁判所に、その旨の申述を行います(民法第924条、同第938条)。」
よって、(イ) は 5。
吉田さん: 「相続税の申告はいつまでにする必要がありますか。」
西山さん: 「相続税の申告は、相続の開始があったことを知った日の翌日から 10ヵ月以内に行うことになっています(相続税法第27条)。」
よって、(ウ) は 3。
吉田さん: 「準確定申告はいつまでにする必要がありますか。」
西山さん: 「相続の開始があったことを知った日の翌日から 4ヵ月以内の手続きが必要です(所得税法第125条)。」
よって、(エ) は 2。
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