2級(AFP)実技201805問9
問9: 登記事項証明書
正解:
(ア) ×
(イ) 〇
(ウ) 〇
(エ) ×
(ア) 誤り。権利部は、甲区及び乙区に区分し、甲区には所有権に関する登記の登記事項を記録するものとし、乙区には所有権以外の権利に関する登記の登記事項を記録するものとする(不動産登記規則第4条第4項)。したがって、所有権保存など所有権に関する事項が記載されている欄(A)は、権利部の甲区である。
(イ) 正しい。権利部(A)には、所有権の移転登記のほか、差押え等が記載される(同項)。
(ウ) 正しい。上記<資料>を確認する限り、本物件には現在、抵当権の設定はないことがわかる(下線のあるものは抹消事項)。
(エ) 誤り。登記事項証明書は、だれでも手数料を納付して交付を受けることができる(不動産登記法第119条)。したがって、本物件の登記事項証明書は、現在の所有者である山岸健さんでなくとも、交付の請求をすることができる。
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