2級(AFP)実技201805問37
問37: 負債の全額を返済した後に残る保険金
正解:
(ア) 2
(イ) 5
「仮に現時点(2018年4月1日)で圭一さんが死亡した場合、支払われる死亡保険金の合計額から、返済すべき負債額を差し引いた金額は 3,040万円(= 10,040万円 - 7,000万円)となります。
支払われる死亡保険金の合計額: 10,040万円
= 定期保険特約付終身保険A: 1,000万円 + 定期保険特約付終身保険B: (500 + 5,000)万円 + 定期保険特約付終身保険C: (300 + 3,000)万円 + 終身保険E: 240万円
返済すべき負債額: 7,000万円
= 住宅ローン: 0円※ + 事業用借入(証書貸付): 7,000万円
よって、(ア) は 2. 3,040万円。
また、仮に桃子さんが大学に入学する2022年に圭一さんが死亡した場合、純子さんに支払われる死亡保険金の合計額は 4,040万円となります。
支払われる死亡保険金の合計額: 4,040万円
= 定期保険特約付終身保険B: 500万円 + 定期保険特約付終身保険C: (300 + 3,000)万円 + 終身保険E: 240万円
よって、(イ) は 5. 4,040万円。」
※住宅ローンには、債務者が死亡・高度障害状態になったとき、保険会社が未返済の債務残高(ローン残高)を保険金として債権者に支払う団体信用生命保険が付保されている。
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