2級(AFP)実技201805問21
問21: 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税
正解:
(ア) 2
(イ) 4
(ウ) 7
(エ) 8
露木さん: 「初めての自宅取得に当たり、祖父から金銭の贈与を受ける予定です。『直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税』の適用を受けた場合、非課税となる贈与の上限額を教えてください。」
東さん: 「自宅取得のための契約締結日が 2018年の場合、受贈者ごとに、省エネ等住宅は 1,200万円を上限(租税特別措置法第70条の2第2項第6号イ)として、それ以外の住宅は 700万円を上限(同号ロ)として、非課税で贈与を受けることができます。」
よって、(ア) は 2. 700。
露木さん: 「この制度の適用を受けた場合、同じ年に 110万円の基礎控除を受けることはできますか。」
東さん: 「同年中に、暦年課税における 110万円の基礎控除を受けることは可能です。」
よって、(イ) は 4. 可能。
露木さん: 「この制度の適用を受けるための要件を教えてください。」
東さん: 「贈与を受ける人が、『贈与を受けた年の 1月1日において 20歳以上であること(租税特別措置法第70条の2第2項第1号)』や、『贈与を受けた年の翌年 3月15日までにその家屋に居住すること、または同日後遅滞なくその家屋に居住することが確実であると見込まれること(同第1項)』などの要件があります。」
よって、(ウ) は 7. 1月1日、(エ) は 8. 3月15日。
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