3級(協会)実技201805問6
問6: 上場不動産投資信託の銘柄比較
正解: 3
・KX不動産投資法人の分配金の予想利回りは、3.94%である。
分配金の利回り(配当利回り) = 1株当たりの配当金 / 株価 × 100
QY不動産投資法人の場合: 3.94%(小数点以下第3位四捨五入)
= 1口当たり分配金(年間予想): 8,000円 / REIT価格: 203,000円 × 100
よって、(ア) は 3.94。
・1口当たり純資産を用いて、KX不動産投資法人とKY不動産投資法人のREIT価格を比較した場合、より割安であると考えられるのは、KX不動産投資法人である。
企業の資産価値を基準とした場合に、株価が企業の資産価値から見て、より割安な企業を割り出すための尺度としては、PBR(株価純資産倍率)がある。PBRは、以下の式で算出される。
PBR = 株価 / 1株当たりの純資産
KX不動産投資法人の場合: 0.86倍(小数点以下第3位四捨五入)
= REIT価格: 203,000円 / 1口当たり純資産: 236,000円
KY不動産投資法人の場合: 1.16倍(小数点以下第3位四捨五入)
= REIT価格: 332,000円 / 1口当たり純資産: 287,000円
よって、(イ) は KX。
以上、空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものは 3 となる。
<< 問5 | 3級(協会)実技の出題傾向(201805) | 問7 >>
« 3級(協会)実技201805問5 | トップページ | 3級(協会)実技201805問7 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2級学科202501問題53(2025.04.25)
- 2級(AFP)実技202501問9(2025.04.17)
コメント