2級学科201805問題54
問題54: 法定後見制度
正解: 1
1. 適切。法定後見制度には、精神上の障害による本人の判断能力の程度によって、後見、保佐および補助の 3種類の類型がある。
2. 不適切。後見の開始の審判の申立てができる者は、本人、配偶者、四親等内の親族、未成年後見人、未成年後見監督人、保佐人、保佐監督人、補助人、補助監督人または検察官である(民法第7条)。
3. 不適切。成年後見人となるための法律上の資格制限はなく、複数の人あるいは法人でもなることができる。
4. 不適切。成年後見人は、成年被後見人が自ら行った法律行為について、日用品の購入その他日常生活に関する行為を除き、取り消すことができる(民法第9条)。
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