2級学科201805問題16
問題16: 任意加入の自動車保険の一般的な商品性
正解: 4
1. 適切。対人賠償保険では、被保険自動車を運転中に対人事故を起こした被保険者が法律上の損害賠償責任を負った場合、自動車損害賠償責任保険等の支払われるべき額を除いた額が保険金の支払い対象となる。
2. 適切。対物賠償保険における「物」とは、「他人の財物」のことである。したがって、対物賠償保険では、被保険者が被保険自動車を運転中に同居の父の所有する自動車に接触した場合、壊れた父の自動車の損害は、保険金の支払い対象とならない。
3. 適切。人身傷害補償保険では、被保険者が被保険自動車の事故により死傷し損害を被った場合、過失相殺による減額をせずに、約款の定めに基づいて計算された損害額が保険金の支払い対象となる。
4. 不適切。車両保険では、特約を付帯しなければ、被保険自動車が地震・噴火またはこれらによる津波により損害を被った場合、保険金の支払い対象とはならない。
関連問題:
« 2級学科201805問題15 | トップページ | 生産物賠償責任保険 »
コメント