1級実技201309問8
問8: 事業所得の確定申告
正解:
(ア) 2
(イ) 4
(ウ) 9
詩織さんは、開業当初より青色申告を選択しており、事業所得に係る取引を正規の簿記の原則に従い複式簿記により記帳しており、現金主義によることを選択していない。
平成24年分の青色申告特別控除については、上記の記帳に基づいて作成した貸借対照表および損益計算書を添付したこと、青色申告特別控除の適用を受ける金額を記載した平成24年分の確定申告書をその提出期限である平成25年3月15日(所得税法第120条)までに提出したことといった所定の要件を満たしたため、適正にその適用を受けることができた(租税特別措置法第25条の2第5項)。
平成24年分の青色申告特別控除については、上記の記帳に基づいて作成した貸借対照表および損益計算書を添付したこと、青色申告特別控除の適用を受ける金額を記載した平成24年分の確定申告書をその提出期限である平成25年3月15日(所得税法第120条)までに提出したことといった所定の要件を満たしたため、適正にその適用を受けることができた(租税特別措置法第25条の2第5項)。
よって、(ア) は 2. 3月15日。
その他、平成24年分の詩織さんの事業所得の内訳は以下のとおりである。
・事業所得に係る売上金額の合計額 450万円
・事業所得に係る売上原価・経費等の必要経費の合計額 130万円
詩織さんの平成24年分の所得税の確定申告書に記載すべき正しい金額は、(A)欄(青色申告特別控除後)が 2,550,000円(= 450万円 - 130万円 - 青色申告特別控除: 65万円)、(B)欄が 380,000円(所得税における基礎控除の額は、一律38万円である(所得税法第86条))であった。
よって、(イ) は 4. 2,550,000、(ウ) は 9. 38。
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