2級学科201801問題30
問題30: 金融商品の取引に係る各種法令
正解: 3
1. 適切。金融商品取引法では、有価証券デリバティブ取引のほかに、通貨・金利スワップ取引も規制の対象とされている(金融商品取引法第2条第21項第4号、同第22項第5号)。
2. 適切。犯罪収益移転防止法では、利用者が金融機関の窓口から 10万円を超える現金を振り込む場合や 200万円を超える現金の受払いをする場合、金融機関に取引時確認の義務を課している(犯罪による収益の移転防止に関する法律第4条、同施行令第7条)。
3. 不適切。消費者契約法では、事業者の不当な勧誘等により消費者契約の締結に至った場合、消費者は当該契約を取り消すことができるとされている(消費者契約法第4条)。
4. 適切。金融商品販売法では、金融商品販売業者が顧客への重要事項の説明義務に違反した場合の損害賠償責任については、原則として、当該顧客に対して無過失責任を負うこととされている(金融商品の販売等に関する法律第5条)。
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