2級学科201801問題20
問題20: 損害保険を活用した家庭のリスク管理
正解: 4
1. 適切。軽過失による失火で隣家を焼失させた場合、失火者は隣家に対して損害賠償責任を負わない(失火ノ責任ニ関スル法律)。したがって、隣家の失火が原因で自宅が焼失するリスクに備えて、住宅用建物と家財を対象とした火災保険を契約したのは、適切である。
2. 適切。個人賠償責任保険(特約)とは、他人の身体または財物に損害を与えた場合に生ずる法律上の賠償責任を負担する保険(特約)である。したがって、子が店舗で買い物中に誤って陳列されている商品を壊した際に法律上の損害賠償責任を負うリスクに備えて、個人賠償責任保険(特約)を契約したのは、適切である。
3. 適切。普通傷害保険とは、業務上・業務外を問わず、急激かつ偶然な外来の事故による傷害を補償する保険である。したがって、自転車通勤中に転倒してケガをするリスクに備えて、普通傷害保険を契約したのは、適切である。
4. 不適切。所得補償保険は、病気やケガにより就業不能になった場合に被保険者が喪失する所得を補償する保険である。したがって、勤めている会社が倒産して失業するリスクに備えて、所得補償保険を契約したのは、不適切である。
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