1級実技201509問5
問5: 新築分譲マンションの不動産広告
正解:
(ア) ×
(イ) ○
(ウ) ○
(エ) ×
(ア) 不適切。「取引態様: 売主」とあることから、この不動産広告から、仮に聡さんが HE社と直接売買契約を締結し契約が成立した場合には、聡さんは販売に係る媒介手数料を HE社に対して支払う必要はないことが分かる。
(イ) 適切。「住宅性能評価(取得済)」とあることから、この不動産広告から、すまい給付金制度の給付対象となる新築住宅の要件に挙げられている「施工中の検査」に係る要件を満たしていることが分かる。
(ウ) 適切。不動産広告における徒歩1分とは平面地図上の道路距離80メートルに相当する。また、80メートル未満の端数は切り上げ、1分として計算する。したがって、この不動産広告から、当該物件から××保育園までの道路距離は 320メートル超400メートル(= 80メートル × 徒歩5分)以下であることが分かる。
(エ) 不適切。建築基準法上、この不動産広告にある用途地域(第一種中高層住居専用地域)においては、中学校・高等学校に加え、大学も建てることができる(建築基準法別表第2(は)項)。
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