3級学科201601問47
問47: 退職所得控除額
正解: 3
給与所得者が、34年9カ月間勤務した会社を定年退職し、退職金の支給を受けた。この場合、所得税の退職所得の金額を計算する際の退職所得控除額は、800万円 + 70万円 × (35年 - 20年) = 1,850万円となる※。
よって、正解は 3 となる。
※勤続年数が 20年を超える者が退職手当等を受け取る場合、所得税において、退職所得の金額の計算上、退職所得控除額は、勤続年数が 20年以下の部分については 40万円、20年を超える部分については 70万円にその勤続年数を乗じた金額となる(所得税法第30条第3項第2号)。また、退職所得における勤続年数は 1年未満の端数を切り上げる(所得税法施行令第69条第2項)。
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